オール神戸ロケの映画「繕い裁つ人」
2016/03/19
こんにちわハルです。
1月31日から公開中の映画「繕い裁つ人」を観てきました。
この作品は講談社「ハツキス」にて好評連載中の「繕い裁つ人」が原作となっていて、主演は中谷美紀。
他にも三浦貴大・片桐はいり・黒木華・杉咲花・中尾ミエ・伊武雅刀・余貴美子などが出演されています。
監督は「しあわせのパン」や「ぶどうのなみだ」を手掛けた三島有紀子監督。
本作は神戸市、西宮市、川西市をロケ地としており、神戸大丸、神戸北野、メリケンパークだったりと兵庫県在住者にとってはゆかりのある場所が登場する嬉しい作品になっています。
「南洋裁店」の2代目店主である市江(中谷美紀)は着る人と一生を添い遂げられる服を仕立て続けることを信条としている女性。
そして彼女の作る服に惚れ込みブランド化を依頼する百貨店勤務の藤井(三浦貴大)を中心とした人間関係を描いた話です。
この映画は特別大きな事件が起こったりはしないし、ハラハラドキドキするような展開もありません。
その代わりに神戸北野を中心としたレトロな景色や、一つ一つ手作業で服を仕立てる市江の仕事風景…ゆっくりとしたその時間に心が癒されます。
ちなみに「サンパウロ」という喫茶店で市江がチーズケーキをおいしそうに食べるシーンがあるのですが、あんな顔みせられたらみんな行っちゃうだろうなと思いました。
今度行ってみよう。